尾瀬の湿原などで有名な花山野草の苗/ミズバショウ(水芭蕉)4〜4.5号ポット山の湿原の遅い春、雪が溶けるとまもなく開花します。
大きな純白の苞が群生する様子は幻想的で、山の妖精たちが長い冬眠から目覚めて顔を出したようです。
その美しさに見せられて、その時期が来ると山へ出かける人もたくさんいます。
栽培は思ったよりも容易で、水鉢などで楽しめます。
タイプサトイモ科の耐寒性宿根草原産地シベリア東部からカムチャッカ、日本草丈50〜80cm花色白開花期5〜6月頃土壌排水よくする日当たり日当たりよいところ温度耐寒性あり増殖株分け 栽培方法:6〜8号の大き目の深い鉢の下に、くず炭を少し混ぜた5〜10mmの大き目の赤玉土を敷き、赤玉土、桐生砂に腐葉土を2〜3割混ぜた用土で排水よく植えつけます。
腰水か、池などに鉢ごと水面まで浸して、風通しよく管理します。
水鉢や瓶などに直接植えるか、植えた鉢ごとに水に入れ、用土の表面近くまで浸しておきます。
肥料を好むので、有機質の固形肥を施し続けます。
花が咲き終わったら、土に穴を開け、油かすや緩効性肥料を入れてやり、その後は月に1度は置肥します。
夏は肥料を与えないほうが無難です。
涼しくなってきたら、置肥を春と同じように与え、葉の枯れる12月までに株に充分な栄養を与えます。
花が咲き終わるまでは追肥はせずに、よく日に当てるようにします。
そうしないと、花よりも葉が伸びて、葉より下で花が咲いてしまいます。
夏は遮光もしくは鉢を明るい木陰に移して葉焼けを防ぎます。
水に浸けている場合は水温が上がらないように、時々、水を入れ替えます。
9月中旬からはよく日に当てるようにします。
水に浸けている場合、冬は凍らない地方はそのままでもかまいませんが、凍結する地域では、水を捨てます。
寒さには強いので特に防寒する必要はありませんが、強い霜や凍結、乾燥から保護しましょう。
花が早く見たい場合は株分けを行います。
早春に根を洗い流し、必ず分けた株に根がつくようにはさみなどで切断し、新しい用土に植え替えます。
写真は成長時(開花時)のイメージです。
ミズバショウ(水芭蕉)4〜4.5号ポットの栽培ガイド苗類のお届け形態について